バイオトイレの種類の選び方


バイオトイレにはたくさんの種類があります。
多すぎてどれを選べばいいかわからない、という方に、バイオトイレの選び方をご紹介します。

フローチャートをご用意しています
まずはこちらのフローチャートをご覧ください。
このフローチャートをご参考いただき、設置場所が室内か屋外か、その中でのご希望に合うものをお選びください。
そのあとに、一日の使用量からサイズをお選びいただきます。
機種の選び方
バイオトイレの機種をお選びいただくときは、設置場所が室内か屋内かで製品がかわります。
室内用のバイオトイレ本体には、床下に本体を設置して床に普通の便器を設置するSタイプ床上に据え置くだけで使えるWタイプ、そして電気がない場所でも使える無電源タイプがあり、この無電源タイプには手で回すハンドル型と足で漕ぐペダル型があります。
こちらの床上据え置きタイプのバイオトイレは、建物の中だけでなく車やボートなどに搭載してお使いいただくことも可能です。
室内用にはほかに、介護にお使いいただけるソファのような外見をしていてベッドの横にも置ける介護用バイオトイレもございます。

屋外設置用はハウス型になっており、狭小スペースに置ける工事現場用バイオトイレ、女性のために作られた女性専用バイオトイレ、外壁がサイディング仕様の仮設・常設用バイオトイレ、丸太調の外観で自然に溶け込むログハウス風バイオトイレなど、目的や設置場所に応じてお使いいただける機種が多種揃っています。
また、フローチャートにはありませんが、スペースや外観を独自に考えたオリジナルのトイレ棟を建設して室内用のバイオトイレ本体を屋外用トイレとして設置する方法も可能ですので、ご興味をもたれた方はこちらをご参考ください

サイズの選び方
ご希望の機種をお選びいただいたら、次に使用回数度にあわせたバイオトイレの大きさを決めていただく必要があります。
バイオトイレの大きさとはおがくずの容量の違いで、それが一日の処理能力の違いになります。
機種ごとの使用目安は製品案内のページにて製品ごとに記載しておりますので、ご希望の機種がお決まりでしたらそちらをご確認ください。

以下は、バイオトイレ本体Sタイプ及びS型内蔵機種の場合の1日の使用回数の目安です。
[ 15型 ]─── 16~20回程度
[ 25型 ]─── 40~50回程度
[ 50型 ]─── 80~100回程度
[ 75型 ]─── 120~150回程度
[100型 ]─── 160~200回程度
この1回というカウントは、大便でも小便でも1回と数えます。
一般家庭の場合、ご家族2人以下で15型、5人以下で25型、5人以上で50型をご提案しています。
公園などへの設置をご計画の場合は1日あたりのトイレ使用人数を算定の上で選定しますので、トイレを利用する方がのべ50人を超えないと想定した場合には1日50回までの使用が可能なS-25型、というようにお選びください。
また、洗浄便座を利用する場合にはおがくずの水分が増えるため、ワンサイズ上の機種をお勧めしております。
この容量はおがくずが1日で処理出来る最大量の目安で、1日の処理回数を超えたバイオトイレも次の日にはまた同じ回数の処理をすることができます。
一日の使用回数以上に使用されるとおがくずの処理能力を超えるため水分が過多になり臭いが発生して、必要以上におがくずの交換が必要となりますので、使用回数に合ったサイズをお選びください。

どの機種がいいか、どのサイズを選べばいいのか、このように使いたい、こんな場所に設置できるかといったご質問やご相談のほか、工務店様からの設置に関するご相談なども、どんなことでもご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。