波形手すり・クネットとは？
波形手すり・クネットは、くねくねしたユニバーサルなデザインの手すりです。
上がるときは垂直部分を「取っ手」のように持つことで身体を引き付けるので床半力が減少し、下がるときには水平部分を「杖」のように持つことで身体を手の平で支えやすくなるので、階段の昇降時の膝への負担が軽減。
握り込みやすく滑りにくい設計で、まっすぐな手すりと比べて握った時の手首の角度が自然に使えます。
手すりを持つ手の動きや角度を徹底的に追及した、社会に安心と安全を与える設計です。
「バリアフリー新法」適合製品
垂直部で引きつけ水平部で支えるという機能性と、波形による高低差が体格差に関係なく歩行をラクにすることから、クネットは「1段で、2段手すりと同等もしくは同等以上の機能を有する」として、バリアフリー新法のガイドライン・設計標準の適合製品となっています。
設置できる場所
階段やスロープだけでなく、屋内・屋外を問わず玄関やトイレ、お風呂場用といった生活のさまざまな場面や場所に設置することが可能です。
住宅、店舗、商業施設、公園、街路、病院、福祉施設、駅、空港、学校などの公共施設にも、使い心地のいい手すりをお使いいただけます。
介護保険における住宅改修の対象
「手すりの取り付け、便器の取替、段差の改修、床材の変更、扉の取替の5点に付帯して必要となる住宅改修」が介護保険の対象になります。
敷地内であれば、建物の外への手すりの取り付けも対象です。
要介護・要支援の認定を受けた方が住宅の改修で手すりの取り付けを行う場合、お一人あたり上限20万円まで施工費用の9割が支給されます。
原則として、工事着工の前にあらかじめ「市町村の同意」を得ておく必要がありますので、発注される前に詳細をご確認ください。
