畑のトイレをバイオトイレに

下水の通っていない地域で畑の中央に建物がある場合には、汚水の処理のために浄化槽を設置されるのですが、きれいな水に浄化されているとはいえ食べ物を作っている畑に近いところで放流されることが気になるそうです。
汲み取り式にしても匂いが出るし、染み出して雨水に流されれば浄化槽よりも悪い事態に…。
バイオトイレは通常12時間程度で糞尿の処理が終わり、おがくずだけの状態になります。
床上浸水するほどの大雨になれば、おがくずが流出することはあるかもしれませんが、バイオトイレの機能的に汚物が水の上を漂う可能性は少ないと考えられます。

畑の中には電気がないケースが多いのですが、バイオトイレは発電機を使用してお使いいただけます。
また、そのような場所でもお使いいただける無電源タイプの手まわしや足こぎで攪拌するバイオトイレもございます。
もしお近くに電柱があれば電気工事を行い、コンセントを設置してバイオトイレのための電源を確保いただいいた方がリーズナブルで機能的にお使いいただけます。

バイオトイレから取り出したおがくずは肥料として再利用できます。
そのまま撒くだけで土壌改良になり、発酵させると堆肥として使えるので、畑のトイレとしては最適です。