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バイオトイレがニューズウィークに掲載されました!(2007年11月)

ニューズウィーク日本版にバイオトイレの記事が掲載されました。

 

【流れないトイレが新しい 正和電工】

 

 人口増で水が不足し、生活水の確保にも困っている国は多い。下水処理施設が十分整わず、形ばかりの水洗トイレはあっても概は流せない地域もある。

 「し尿を水で流す処理方式には問題がある。水洗式から乾式トイレへ、というのが世界の流れだ」と、正和電工の橘井敏弘社長は話す。

 なぜなら、し尿を流すために貴重な水を使い捨てていては「水資源がもたない」から。確かに遠い昔から、川に「厠」を作るのは自然だったし、下水道を使った水洗トイレは、古代ローマでも見られた。だが橘井は、今こそ乾式トイレが地球環境の中で必要とされていると主張する。

 正和電工の「バイオラックス」はオガクズを使うのが特徴。スクリューでオガクズをかき混ぜ、熱を加える方式だ。98年に製品化し、特許も取得した。一家5人で使える一般用で、処理能力は1日40〜50回。オガクズは年に2〜3回取り替えるだけでいい。

 し尿の90〜98%は水だ。それをさらに水で薄めて流すのではなく、オガクズと混ぜて攪拌し、水分を蒸発させる。後は微生物が分解してくれる。臭いは水洗トイレよりも少ないくらいだ。

 世界7ヵ国に輸出実績があり、南極やロシアでも導入されている。これまでに途上国など50ヵ国以上から視察団が訪れた。

 特許権は主張するが、今後は輸出よりも各国で自作を勧める方針だという。この方式は人口が急増中の中国から世界に広がると、橘井は考えている。

 

=ニューズウィーク日本版(2007年11月14日号)より抜粋=