よくある質問例

「おがくずの状態を保つには?」

バイオトイレの日常管理で重要なのはおがくずの状態を確認することです。

 

バイオトイレの日常管理のことでお問い合わせをいただきました。

糞尿で入ってくる排泄物の水分と、蒸発していく水分が同じになるのがベストの状態を保つ秘訣です。

簡単に表すと、(投入=蒸発)と表せると思います。

投入される水分量が多いと(投入>蒸発)の状態となり、おがくずがべたつくこととなります。

逆に蒸発する水分量が多いと(投入<蒸発)の状態おがくずが乾き過ぎの状態となるので、粉状になったおがくずが排気ファンを目詰まりさせることもあります。

 

(投入>蒸発)=おがくずが濡れすぎになる原因として、

 ・利用される方が多く容量を越えている場合

 ・利用者は容量内でも蒸発が思うように進んでいない場合

が考えられます。

容量オーバーになると臭いが出てくることがあります。

利用者が増えてきた場合には制御ボックスのヒータースイッチが入っているかも確認して下さい。

利用が少ない時期にヒータースイッチを切っている場合もあるからです。

 

逆に、(投入<蒸発)=おがくずが乾きすぎになる原因としては利用が少ない場合が挙げられます。

利用者が減ってくるとおがくずの水分は出て行く一方になりますのでヒーターのスイッチを切るなど調整してしてください。

日常点検時にバケツなどで直接水を投入するのも一つの方法です。

乾燥状態のまま放置すると、換気ファンの目詰まりやヒーターによる加温でおがくずの炭化の原因にもなります。

炭化すると着火する危険もありますので注意してください。

 

バイオトイレの機能として、ヒータースイッチが「入」になっていても3日間以上の利用がなく運転ボタンが押されない場合や、便槽内の温度センサーにより55℃以上となった場合は自動的にヒーターのスイッチが切れるようになっています。

ただし、強化ヒーターを組み込んだF型タイプのバイオトイレについている強化ヒーターは自動では切れませんので、頻繁におがくずの状態を確認していただく必要がありますので、遠隔地にF型を設置される場合は安全のための注意が必要です。

 

季節の変わり目になりますと今まで賑わっていた場所で多くの方に使っていただいていたバイオトイレが使われなくなったり、今まではあまり利用が無かったバイオトイレが急に使われだすなど、利用状況が変わることがありますので、思わぬ使用状況の変化に気をつけてください。

これからの季節、空気が乾燥してまいりますので、おがくずの湿気管理にも十分ご注意ください。

おがくずの管理がバイオトイレをベストな状態に保つための秘訣といえます。