バイオトイレの仕組み
バイオトイレは「水を使わない」「臭いがほとんど出ない」全く新しいトイレです。
バイオトイレという名前が示すように微生物の作用により有機物の分解を行います。
一般的なバイオトイレや生ごみ処理機の中には細菌が入ったバイオチップなどを使うものもありますが、当社の扱うバイオトイレには普通のおがくずしか入っていません。
おがくずと排泄物に含まれる水分だけで分解出来るという画期的なトイレなのです。
バイオトイレの仕組み このからくりは、おがくずと排泄物に含まれる腸内細菌にあります。

排泄物の中には大量のバクテリアが生きたまま存在しています。
このバクテリアがおがくずの中で活動し、便や尿を分解してしまうのです。
おがくずはそのバクテリアが活躍しやすいように準備しているだけです。
私達の腸に住んでいる腸内細菌がバイオトイレに必要な微生物として活躍するので、便槽内のおがくずには特別な菌を入れる必要がなく、普通のおがくずだけで排泄物が分解されていくというわけです。

このように、バイオトイレの分解の仕組みはとてもシンプル。

おがくずに糞尿を投入する
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スクリューによる攪拌で水分の蒸発を促進
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加温することで糞尿に含まれる90%以上の水分を効果的に蒸発・発散
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残った有機成分は腸内細菌により分解
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最終的に残った全体の数%の無機質がおがくずの表面にくっつく

この糞尿の分解は8~12時間で終わってしまうので、朝起きてトイレ内を見ると昨日の糞尿が消えたように見えます。

昔の大工さんは作業で出たおがくずを地面に掘った穴に入れてトイレにする、という方法を使っていたようです。
水洗トイレが普及したおかげで忘れられていった方法なのかもしれません。
現在でも家畜舎の床にはおがくずが蒔かれていたりします。
おがくずを使用することで水の使用削減になり、資源としての再利用もできます。
使った後にはまた土に還る。
そんな環境にやさしいバイオトイレを活躍させていきたいと考えています。