バイオトイレの導入について
Q. カタログの入手方法は?
A.
お問い合わせページからご請求いただきましたらすぐにカタログを送付いたします。
お急ぎの方は、正和電工ウェブサイトの「電子カタログ」をご覧ください。
Q. 実物を見ることはできる?
A.
当社の松阪事業所に展示品がございます。見学や体験をご希望の方はお問い合わせページからご連絡ください。全国の公園や施設等に設置されているバイオトイレをご案内することも可能です。
Q. レンタルできる?
A.
工事現場用バイオトイレの機種に限定してレンタルを行っております。在庫や返却状況によりお待ちいただく場合がありますのでお早めにお問い合わせページからご連絡いただき、ご予約ください。
レンタルの機種についてはこちらをご参照ください。
Q. 納期はどれぐらい?
A.
バイオトイレは受注生産のため通常納期は約4週間でお客様の元へのお届けとなります。また、お客様のご要望に応じてさまざまなカスタマイズも可能ですが、その場合には納期が延びることがあります。
Q. 月当たりの電気代は?
A.
バイオトイレは1500w以下の家電機器と同じになりますが、常にすべての機能が働いている状態ではありません。
バイオトイレの電気代は「ヒーター+モーター+制御盤」の合計(VA)から算出できます。この計算式にご利用場所での1日の使用回数、ひと月の日数、地域の電気料金の単価をあてはめることで算出することができます。
バイオトイレについて
Q. バイオトイレが水を使わないのはどうして?
A.
投入されたおしっこやうんちは、バイオトイレの中のおがくずが微生物の力で有機物を分解し、水分を吸収します。残った数%の無機物もおがくずに付着するのでトイレの中の糞尿は消えてなくなります。この分解が終わるまでの時間はわずか8時間から12時間です。
Q. バイオトイレが臭わないのはどうして?
A.
バイオトイレの中のおがくずによっておしっこやうんちが効率よく分解されるので、臭いが出ることはありません。排せつするときにご自身で感じる程度の臭いは排気ファンで屋外に排出されて、きれいな空気を保てます。臭いを感じた場合はバイオトイレの中のおがくずの交換時期が過ぎているので、おがくずを交換してください。
Q. 1日にどれだけ使える?
A.
バイオトイレはおがくずの容量によって処理できる能力が決まります。S-25型のバイオトイレの1日の上限は50回までですが、50回使っていただいたら翌日にはまた50回使用できます。お使いになる現場の1日の使用回数を想定して機種を選んでください。
バイオトイレの選び方に関しては、こちらのフローチャートをご参照ください。
Q. 耐久年数はどれぐらい?
A.
使用状況や設置環境によりますが、10年以上前に作られた機種も問題なく動作しています。バイオトイレは本体にステンレスを使用しているのでサビの心配はありません。部品は国内メーカー製のものを使用しています。
バイオトイレの使い方について
Q. 使い方を教えて!
A.
バイオトイレの使い方はとても簡単で、用を足した後に運転ボタンを押すだけです。運転を始めたら約3分後に自動停止します。

バイオトイレの使い方を教えて!
Q. トイレットペーパーは使える?
A.
トイレットペーパーは、水洗用の水に溶けるものであれば何でも使用可能です。トイレットペーパーを分けて捨てる必要はありません。
Q. 犬や猫のウンチを入れてもいい?
A.
ペットのウンチの処理も可能です。
屋外に設置するペット用バイオトイレPBT-08も販売しています。
Q. オシッコとウンチ以外のものを入れてもいい?
A.
生ごみや野菜くず、卵の殻などの処理も可能です。生ごみを投入するときは細かくして十分に水気を切ってから投入してください。おがくずが乾燥しているときは生ごみを投入することで水分を補うこともできます。
生ごみの処理にはバイオトイレと同じ原理の生ごみ処理機「バイオセルフ」も販売しています。
Q. 1日の上限を超えるとどうなる?
A.
バイオトイレはおがくずの容量によって1日の使用上限が決まっています。それを超えて使用するとヒーターの加熱が追い付かず、おがくずがべたついた状態になるため分解が出来なくなります。その場合はおがくずの交換を行うことで処理能力が戻ります。逆に、1日の使用上限より極端に少ない場合には中のおがくずが乾いてしまうので、そのときは水を入れて湿らせてください。
Q. バイオトイレに使うおがくずについて教えて!
A.
バイオトイレに使うおがくずは、一般的な「おがくず」を使います。バイオチップなどは使いません。
おがくずに関してはこちらをご覧ください。
Q. バイオトイレの掃除はどうするの?
A.
便器が汚れてきたときは少量の中性洗剤で洗い水を流さずに拭き取ってください。小便器付のタイプは、毎日の点検時に小便器に少量の水を流して小便器からおがくずの槽につながっているパイプの洗浄をしてください。使用回数が少ないと乾いたおがくずが排気ファンに付着して目詰まりを起こすことがありますが排気管は簡単に取り外せるのでご自身でも掃除できます。
Q. バイオトイレが勝手に動いてる!
A.
バイオトイレは一定時間(通常設定では約2時間)一度も運転ボタンが押されない場合には自動攪拌運転を行うようになっています。おがくずの水分の蒸発効率を高め、バクテリアに酸素を供給するためです。
Q. 運転や停止のスイッチが故障した!
A.
運転スイッチが故障して常時「入」の状態になった場合、一度だけ一連の動作を行いますがその後ずっと連続して回転し続けるようなことはありません。停止スイッチが故障や断線した場合は撹拌が行われなくなります。コントロールボックスのボタンを使用すれば臨時運転することが可能です。
Q. バイオトイレの部品の交換は必要?
A.
通常のご使用であれば特に大きな故障はなく部品交換の必要はありませんが、長くご利用いただいた場合にはモーターやヒーターの通電を入切しているリレー(接点)が摩耗して交換が必要になることもあります。
バイオトイレの設置・仕様について
Q. 屋内用バイオトイレを屋外で使える?
A.
バイオトイレ本体は屋内専用のため、屋外での使用はできません。モーターなど防水仕様ではないため、雨や雪などが入り込むような囲いのない状態で屋外に設置すると故障の原因となります。ご注文時に屋外設置用として発注いただけければ屋外用バイオトイレ本体を製作することは可能です。
Q. 屋外で使えるバイオトイレはある?
A.
バイオトイレにはコンセントを繋げばすぐに使用可能な置き型のタイプがあります。屋外用バイオトイレの種類につきましてはこちらの「屋外用バイオトイレ」からご確認ください
Q. 汲み取りトイレをバイオトイレにできる?
A.
汲み取りトイレからのリフォームの場合は既存の便槽を壊してステンレスピットを設置してその中にバイオトイレ本体を取り付けます。施工の詳細に関しましては設計事務所や工務店様にご相談ください。
Q. バイオトイレは工事現場の仮設トイレに使える?
A.
移動が簡単で水を使わず臭いがしないバイオトイレは工事現場にもお勧めです。女性専用仮設トイレは快適トイレとして国交省の事例集にも掲載されています。
Q. 寒い場所で凍らない?
A.
電源を使用するタイプのバイオトイレは、バイオトイレに内蔵されているヒーターによっておがくずの温度は55℃前後を保つように設計されているので、水道が凍るような状態の場所でも使用可能です。
Q. 洗浄便座にできる?
A.
水が使える環境であればウォシュレットに変更できます。ただしバイオトイレの1日の使用回数にウォシュレットの水分が加算されるので、バイオトイレの機種をひとつ大きいものにしておがくずの容量をアップさせることをお勧めしています。また小さな機種(S-15型、M-08型等)には取付ができません。
Q. 和式便器にできる?
A.
ボックスタイプのバイオトイレには和式便器仕様のものがあります。ステンレスパネルで仕上げたオリジナルの和式便器で、ちょっと変わった「T」型になっています。

バイオトイレを和式にできる?
Q. 臭わないのに排気管が必要なのはなぜ?
A.
排気管は臭いではなく水分を排出するための換気設備です。おがくずが分解しているときは水蒸気が発生しているため、排気管がないと結露が出来ておがくずの状態が悪くなります。